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計測と制御3月号 [4 心理学]

自分の身体の使い心地 の心理学的・脳科学的計測
という記事が載った
簡単に言えば、例えばパワーアシストスーツを着て
違和感があるかないか、ある場合、操作主体感があると言う
ヒューマンインターフェイスの設計において
その計測手段 評価手段を持つことは重要であり
有意義な研究であると思う
ただ、参考文献としてラマチャンドランの

脳のなかの幽霊、ふたたび (角川文庫)

脳のなかの幽霊、ふたたび (角川文庫)

  • 作者: V・S・ラマチャンドラン
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2011/05/25
  • メディア: 文庫


が出ていたのが?幻肢の報告の引用とはいえ
良い引用なのかどうか

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不機嫌なんて [4 心理学]

「不機嫌」になる心理

「不機嫌」になる心理

  • 作者: 加藤 諦三
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2007/05/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


出張先のコンビニで買った本である
不機嫌である,私を含めた世の中のお父さん
なぜ,不機嫌なのか
非常にわかりやすく(時としてしつこく)解説されている

人生の目標を見失いかけているヒトにもお勧めします

不機嫌な人はどうも 精神的に子供である という文章が胸に刺さる


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発火について [4 心理学]

神経細胞の信号は,シナプスを通じて次の神経細胞へと伝達される

これは,脳のしくみを理解する上での常識とも言える
イメージで考えると,ある神経細胞に対して繋がっている複数の神経細胞があり
その神経細胞が発火するためには,繋がっている複数の神経細胞からの電位が,高まり,ある一定以上になる時であるという理解である.また,それらの繋がりは学習するに従って,弱くなったり強くなったりして,記憶や知識などを司るシステムとして働くようになるという考えである.

大ざっぱに言えばそんなことであるが

このシステムはある意味,デジタルなシステムである.コンピュータ上のニューラルネットもそんなシステムとして模擬されている.

しかしながら,最近,デジタル的な信号伝達だけでなく,アナログ的な信号伝達もあるとの研究が出て来た.Nature 441, 702-703 (8 June 2006)の記事の紹介にあるアナログな信号伝達がどういう意味を持っているかがこれからの研究ではっきりしてくるかもしれない.逆に言えばわかっていないということ.
なお,付け加えておくと
神経伝達を専門に研究していた人にとっては,アナログ伝達はあたりまえらしい.

アナログ伝達も考慮するようなモデルは脳の仕組みを利用したシステムを開発するためにはかなり複雑になることが予想される.しかし,それが何に利用されているかが解明されれば,新たな脳システムの進展に繋がるかもしれない.


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夢の中 [4 心理学]

夢を見ますか?
夢が突飛押しの無いものになるのには理由があります
覚醒中には 脳内に神経伝達物質である ノルエピネフリンとセロトニンが分泌されています
眠りに入るとそれらの物質の分泌は減り,代わりにアセチルコリンが分泌されます

この違いが 現実と夢との差を引き起こす
と考えられています.

詳しくは(わかりやすくは) 今読んでいる

脳は眠らない 夢を生みだす脳のしくみ

脳は眠らない 夢を生みだす脳のしくみ

  • 作者: アンドレア・ロック
  • 出版社/メーカー: ランダムハウス講談社
  • 発売日: 2006/03/16
  • メディア: 単行本


にあります.

最近 夢見ないな... というより,記憶という形に残りにくい=セロトニンが少ないから
もしかしたら,通常の覚醒時にも セロトニンが少ないのか!!!

困ったことに気がついてしまった


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200Hzについて [4 心理学]

前回の200Hzはあり得ないと思っていたが
人間の耳は,20KHz=20,000Hz=200Hzの100倍まで聞こえるという
まあ,本当は1kHz程度らしいが,そんな高い周波数を処理できるのだから
神経伝達系は,電気的な伝達によりそんな波が脳内で観測されてもおかしくないかもしれない
特に,ひとつのループしか考えなければ,200Hzも難しいかもしれないが
いくつもの伝達ループが存在するニューラルネットでは,単純に発火したらどうか
というような思考方法ではだめなのであろう

ということで 200Hzの記事の見直しでした


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200Hz [4 心理学]

最近,脳科学をさぼってというか仕事が忙しくて...

Nature Vol.440 30 March 2006 pp.615の記事から
Nuroscience
の解説記事でタイトルは
「Rewinding the memory recode」
で概略したいと思う.
 記憶の記録巻き戻し
***脳は経験の順序をどのようにためているのだろうか?手がかりは,走路を走るラットの脳の記憶から得られるかもしれない.動物の記憶は彼等が走り回る間の休憩において予期せぬ方法で統合されていた.***
 記憶はいくつかのステージにて発達する.学習の途中での新しい情報の最初の解釈の後に,記憶はうまく理解できない出来事のカスケードを通して,活性化された方法ではなく,オフラインにて統合される.人間や他のほ乳類は,記憶は睡眠にて最新の記憶が再現されていると言われている.しかし680Pageの記事では,Foster and Wilsonは,実質的統合は覚醒している休憩の時間になされると示している.
 睡眠がどのように記憶を統合させるのかという考察は,記憶を司る脳の海馬により活性化された脳細胞の記録によりなされるということであった.海馬による活性化された細胞は,覚醒時の行動中と同じように発火し,後の睡眠のゆっくりした波のものよりも早い波での発火になっている.発火のパターンの再開は,睡眠のゆっくりとした波による海馬の記憶を抑制する刺激のある鋭い波としておこる.鋭い波は,リップルというとても速い振動(約200Hz)を有し,短い時間枠でのたくさんの細胞の発火の時に起こる.リップルの間の結合されている脳細胞の同時活性化は,ネットワークの結合(synapses;脳細胞の間の情報伝達分岐)が長い間にわたり修正されてきた結果におこることかもしれない.

ということで,ここまでは途中の訳です.
しかし速い振動200Hzというのは理解できない
時定数としては0.005秒
そんなに早く信号が伝達されているのか???
せいぜい脳内では0.01秒程度なのでは?

話は変わりますが,飛行機の電源周波数は400Hzって知っていました?
今回の仕事で初めて知りました.この記事とは関係ないですけど


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ウドク [4 心理学]

例によって 晴「航」雨読の今日は ウドク


脳の中の人生

さらっと読めるエッセイ集でした

野球型とサッカー型の会社組織の話は興味深くさらっと読めました

特に「脳科学」としてはエッセイ集なので息抜きに良いかなという程度

明日も雨かな...


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What makes kid "brainy"? [4 心理学]

ということで
Nature 7084 30 March 2006の記事です

頭の良い子を作るにはという記事でうさんくさいですが...
能力が高い子供は
脳の皮質のある部分が厚くなり,その後薄くなるという傾向があることがわかったという.
つまり,知能は皮質の成熟の動的性質によるということ.

でも,能力の測り方とか知能の高さの測り方というのが本当であるかという本質的な問題があると思う.人とはそんなに単純ではない.頭が良くても人間的に...なんてことがあるからだ.


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ダマジオなど [4 心理学]

無意識の脳 自己意識の脳

無意識の脳 自己意識の脳

  • 作者: アントニオ・R・ダマシオ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2003/06/20
  • メディア: 単行本


を今日は読みました(まだING:本当は晴れたのでヨットにでも行きたかった)
前回紹介したダマジオの
生存する脳―心と脳と身体の神秘
に続く脳の意識や心を解き明かす試みの最先端の一般書である.
さて,内容は「脳の中の劇場がどのように開演されるか」と「それを見ている自分と自分が自分であるということを意識していること」についてダマジオの仮説を説いている.
 中途半端な休みだった今日,4月に放送されたNHKプライムタイムを見た.立花隆の解説で進む番組であったが,内容的に今まで放送されたものをまとめて,新たに映画監督と心理学者へのインタビューを交えたもので,大きな進展はなかった.
 サイボーグという形態に進化する人 これは倫理を含め,議論していくべき領域であろう.サイボーグになることで人類が進化する.脳への刺激を変えれば脳は柔軟な可塑性により,環境に対応することが可能である.
 それを利用して,サイボーグ化が成り立つわけで,何らかの形で機械を取り入れた生命体が生存する.それでなくても携帯がないと生活できない人が一気に増えたことか.携帯は身体の一部と言っても過言ではあるまい.
 さて,ダマジオの続きを読まなければ


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雨読ーその4(今日は会社だった疲れた) [4 心理学]

さてガザニガ
脳のなかの倫理―脳倫理学序説

つづきです
第4部 道徳的な信念と人類共通の倫理
9章 信じたがる脳
 ここでは,信念が生まれる脳の部位と,宗教を信じるしくみと,てんかんの発作が起こる部位がその宗教を信じる部位と近く,てんかん発作による宗教的な体験が起こることが知られている
逆に言えば,その部位を電気的に刺激すると「神の声が聞こえる」状態になるらしい.
 つまり,このような脳科学の進歩による「信じる」機能の解明と,人類に役に立つ,時に戦争まで引き起こす宗教というテーマとの関連,さらには人の脳が持っている道徳感(人類は共通の道徳観をもつことで生き残ってきた)とのバランスを倫理という視点から整理することが重要になってきている.
10章 人類共通の倫理に向けて
 最後の章である.これまで述べて来た,脳科学と倫理という今後避けて通れないテーマに対してガザニガは本章で最終的な問題提起を行う.
 前章の最後でちょっと紹介したように,脳は生得的に「共通した道徳」を持っているのだろうか.
それは,脳科学の進歩により,近い将来解明されてくる.それが,人類共通の倫理ということになるのだろうか?
 自然にすなおに従い,道徳として脳に刻み込まれた概念による生き残りの知恵=人を殺してはいけない,などの倫理 なぜ人を殺してはいけないか それは 人を殺してはいけないからであり,それ以下でもそれ以上でもない =ことにが人類共通の倫理のベースとなってくるとガザニガは説いている.

あれこれ考えながら,紹介してみましたがこれからの脳科学を考える上で非常に参考になる本であると思いました.ただ,私の紹介は逆に内容がわからなくなっていると思われます.興味を持たれた方は一読されることをおすすめします.


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