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人工知能の軌跡と未来 [1 本題(脳科学モデル)]

最近、シンギュラリティなどと言う 科学者が言いそうな 予測
これに感化されて 記事(というか 思ったつぶやき)を書いているが

表題にある本を買ってみた

AI 人工知能の軌跡と未来 (別冊日経サイエンス)

AI 人工知能の軌跡と未来 (別冊日経サイエンス)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2016/11/14
  • メディア: 大型本



一つは、「人間のように意識 主体? 知能? 」をもつ人工知能は可能か という疑問

これは、少なくとも「身体性」が人間と異なる場合、無理ではないか?
それなりの身体をロボットとして持つ時には、ロボットなりに概念を学習して
行動できるようにはなる=構成論からのアプローチにて

ところが、ひとつだけ恐ろしいことがある
 サイボーグである
仮に人間の身体を使うようなサイボーグ つまり 頭はコンピュータ
の場合、人間の身体性を持つ事になる

考えただけで恐ろしいが、可能性があるかもしれない[がく~(落胆した顔)]

一方で
人間は いまだ 大腸菌すら 化学的に作れない
何を酸につけただけで何がSTAP細胞だ
といっている人がいる


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シングラリティ [1 本題(脳科学モデル)]

前回の続き

盛んにマスコミが騒いでいるが
前回述べたように
ロボットとのコミュニケーションは
かなりの時間がかかると予測する

何せ、認知システムのモデルが無い現状では

違う分野では、特異点はあり得るかも
一般事務など、コンピュータに置き換わるだろう
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計測と制御VOL55No10月号2016 [1 本題(脳科学モデル)]

谷口先生の総論で ロボットと実環境の相互作用に基づく記号コミュニケーション基盤創成
の記事である

これらの研究の課題、目標は
『ロボットが人間とコミュニケーションを取るにはどうしたら良いか』
である
ところが、今話題になっている人工知能のようなシステムでは、それが出来ない
なぜ出来ないか?
1980年代の人工知能の研究は論理による展開での限界は「記号接地問題」
で示された。つまり、実環境とシステム上の意味の関連性の定義が出来ないからである
例えば、コップを取ってとロボットに依頼すると
ロボットシステムはコップという概念がわからないと対応できない<その前に発話からコップという単語を取り出すところがあるのであるが、それはクリアされたとする>
人間であれば、コップの材質、形、取手があるかないか、重さなどが頭のなかにある
視覚、聴覚、触覚を総動員して理解している(マルチモーダル)
ところが、ロボットには何らかの形で、それを覚えさせることが必要であろう
だったら、深層学習というニューラルネットワークによる手法でやれば良いのか?
これは、それである程度、ロボットの身体性に応じた理解ができるところまでは来ているようだ
ロボットの身体性とは、視覚聴覚触覚などのセンサー情報とアクチュエータによる動きを言う
視覚であれば、視点を変える動作と共に3次元的なコップの形状を見るであろうし、聴覚なら叩いた時に出る音の状態、また、触覚であればその質感、持った時の重量など
それらを深層学習をベースとした学習である程度は可能であろう。
ただし、それは今の機械学習とは完全に異なる
なぜならそれには
身体性が必要であり、IT、データを利用するのみでの、コンピュータ内部の処理では済まないからである
実環境による学習 それもマルチモーダルで行う
人間は発達過程において、それをやってきたから、コップという概念を獲得して、
コミュニケーションがとれる
と言うことであろう

とすると
1 まず、自然言語処理で単語の抜き出しが出来るのか
2 視覚聴覚触覚をマルチモーダルに備えたロボットを作り
3 実環境で学習する

という過程が必要になってくる
#それって、3年やって、3歳程度の能力なのか???

汎用性をそのロボットに持たせるには
さらに 様々な環境でそれを学習させなければならない

$ これも、学習するモデル(システムには何らかのモデルが必要)が正しいか検証が必要(まさにこれを谷口先生らが取り組んでいる状態と理解しています
$ 人間が概念を獲得するモデルもわかっていない(なぜなら、観測不可能だから)

ちょっと気が遠くなる

でも出来るかもしれません
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記号創発ロボティクス [1 本題(脳科学モデル)]

谷口先生の本
構成論からのアプローチ
ロボティクスはこれですね

記号創発ロボティクス 知能のメカニズム入門 (講談社選書メチエ)

記号創発ロボティクス 知能のメカニズム入門 (講談社選書メチエ)

  • 作者: 谷口 忠大
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2014/06/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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計測と制御3月号 [4 心理学]

自分の身体の使い心地 の心理学的・脳科学的計測
という記事が載った
簡単に言えば、例えばパワーアシストスーツを着て
違和感があるかないか、ある場合、操作主体感があると言う
ヒューマンインターフェイスの設計において
その計測手段 評価手段を持つことは重要であり
有意義な研究であると思う
ただ、参考文献としてラマチャンドランの

脳のなかの幽霊、ふたたび (角川文庫)

脳のなかの幽霊、ふたたび (角川文庫)

  • 作者: V・S・ラマチャンドラン
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2011/05/25
  • メディア: 文庫


が出ていたのが?幻肢の報告の引用とはいえ
良い引用なのかどうか

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